男は未熟で馬鹿、女は早熟で聡明。男と女が喧嘩をする時、最初は和やかに話が進むけど、進むにつれて喧嘩になる。それは男性脳と女性脳が違うから。こんなことをよく耳にしませんか?今日はそんなお話です。
なぜ男と女は揉めるのか?
よく女性は愚痴を聞いて欲しいだけ、とか、共感して欲しい。といったことを耳にします。また、男性はすぐに答え(解決策)を求める(提示したがる)。男も女も答えはわかっているものの、会話を楽しむ女性と解決策に向けて具体的な話をしたがる男性。
脳科学的にどうなのか知りませんが、男性が持っている脳と女性が持っている脳の仕組みが違うから、このようなこと(喧嘩)が発生するらしいです。
身近で繰り返し起こっている。
先日、これと似たような話を目の当たりにしました。会社で携帯電話を支給するにあたり、社長(男性)はスタッフ(女性)に携帯の支給を告げ、何の機種にするかスタッフへ一任したそうです。そして、社長は人数分のiPhoneを購入し、スタッフへ支給したそうなのですが、何だか機嫌が悪い。
後日、社長と私と番頭さん(女性)で会話をする機会があり、なぜ欲しいと言っていたiPhoneを支給したのに、評判が悪いのか?(喜んでくれないのか?)。
結論をいうと、それはウィンドショッピングがしたかった。ということ。
すぐに欲しがる男と焦らす女
最終的にiPhoneを買うことに99%決まっているけど、他の機種と見比べ、色々な機能を堪能し、その上で、やっぱりiPhoneを購入する。つまり、プロセスを楽しんだ上で、納得し、購入したいのが女性の心理なんです。とのことでした。
どっかで聞いたことのある話やなーと思ったのが冒頭に述べたとおりです。私の事務所のスタッフもほぼ女性で、業務のやり取りでもこのような事象が当てはまります。
私はすぐに解決策を検討したいし、現在(結果)はどんな状況になっているのか?いち早く知りたがるのですが、なかなか答えが出てきません。結果、少しイライラしてしまい、叱っているつもりはないのですが、スタッフは叱られている気分になるようです。*最近では余程のことがあれば、すぐに現況をいうだろう。という都合のいい解釈をして穏やかに話を聞けるよう心がけています笑。
直線と曲線、でも終点は同じ。
男と女にはこのような特徴がある。と、お互いが理解していれば、顧客にとってもスタッフにとっても私にとっても、良い対応ができるのかもしれません。
画一的な対応やサービスより、女性向けと男性向けでの対応に変化をつけることで満足度が変わるかも知れません。