Notionを導入して気づいた「振り返りの価値」

久しぶりのブログ更新となります。

今年の8月頃からNotionを使い始め、それ以来日々の振り返りに意識的に時間を使うようになりました。 これはいわゆる、PDCAサイクルの「C(Check)」にあたる部分です。

PDCAについては「何が一番大事か」「どの順番で回すべきか」といった議論がよく交わされます。 しかし、実際にやってみて実感したのは、「単体では機能せず、一連の流れとして回し続けることで初めて価値が生まれる」ということです。

🔎 PDCAが目標達成に欠かせない理由

目標達成へのプロセス自体はとてもシンプルです。

📌 目標達成の基本ステップ

  1. Plan:あるべき姿(目標)を設定する
  2. Check:現在地(現状)を把握する
  3. Action:差分を埋める行動(改善)を行う

つまり、この循環を止めないことこそが成長への鍵となります。 だからこそ、私はNotionを使ってこのサイクルを回すことにこだわり始めました。

しかし、このサイクルを強力に阻む「敵」がいます。 それが「タスクの先送り」です。


⚠️ 「先送り=高利の借金」という話に衝撃

先日、SNSで目に止まった一文にハッとさせられました。

「先送りした瞬間、そのタスクは高利の借金になる」

たとえば、「明日でいいか」と思った瞬間、一時的に気分は楽になります。 ところが実際には、タスクが脳のメモリを食い続け、頭と心を拘束してしまうのです。

その結果、他の行動に割くべきキャパシティまで占領され、借金が雪だるま式に増えるように、身動きが取れなくなってしまいます。

参考リンク: 👉 J-Net21:経営ハンドブック(PDCAサイクルを回すことで生産性を高める)

🧩 先送りが生む「認知負荷」とは?

実はタスクを放置すると、脳は無意識に「終わっていない仕事」として認識し続けます。 これを心理学で「ツァイガルニク効果」と呼び、集中力を奪い、生産性を低下させる要因となります。

だからこそ、「小さな行動を今すぐ1つ片づける」ことが、結果として心の余裕につながるのです。


🛠 Notionで実践している振り返り術

私は現在、Notionを使って以下の3点を毎日記録しています。

  • 成果が出ていて、今後も続けたいこと(Good)
  • 今日「先送りしてしまった理由」のメモ
  • 課題解決のために、次に行う具体的なアクション

加えて、週1回の振り返りで「どれだけ“借金返済(タスク消化)”が進んだか」を可視化するようにしています。

👉 Notion公式ページ

📊 効果を感じたポイント

この習慣を始めてから、明確な変化がありました。

  • 「実はやらなくて良いタスク」を多く発見できた
  • タスクの総数が減り、完了率が上がった
  • 小さな成功体験が積み重なり、他の行動にも前向きになれた

つまり、行動の主導権が自分に戻ってきた感覚があります。


🔁 主導権を取り戻すために

  • 行動の先送りを「借金」と定義する
  • まずは小さな1つの返済から始める

これが、自分のペースを取り戻す第一歩だと感じています。

✨ 今日も“返済”を続ける

先送りしてしまった自分を責めるのではなく、 「よし、ひとつ借金を返して前に進もう」

そんな軽い気持ちで、これからもNotionとともにPDCAを回していきたいと思います。