お客様は神様ではない。でも本筋はしっかり認識する必要がある。

お客様は神様ではない。

時代の変化と共に、権利意識も高まり、その権利の範囲を逸脱し主張する人を、モンスター〇〇と一般的に言われています。モンスターペアレントとか。お客様もそう。SNSなどで、コンビニエンスストアの店員に土下座させたり、過度に主張しすぎじゃない?的な風景を目にします。昔、少なくとも、私がバイトを始めた時も、社会にでた時も、お客様は神様と教育を受けました。

過度に接客を求めるのに違和感を抱く時代となり、なんでそこまでせなあかんの?と思うことが多々あることは事実ですし、その際には丁重にお断りしています。サービスをきちんと定義づけ、いただくもの(報酬)はいただく。そのためにはっきりと明示(提示)するように心掛けています。

勘違いしてはいけない。

ただ、しっかりスタッフへ伝えなければ(確認しておかなければ)いけないことがあり、また、認識していないと、おかしな現象が起こると考えています。おかしな現象とは、顧客に対する不平不満をスタッフが平気で言うようになる。

なぜ、そんなこと(顧客の不平不満)を言い出すのか?

それは、生活の源泉でもある、給与(対価)を会社からもらっている事実に変わりわないけど、次のような解釈になっているからではないか?と考えています。

会社(社長)から給与を受け取り、顧客へサービスを提供する。結果、顧客より対価(報酬)を受け取るという思考。になっていると思うのです。過度に対応する必要はありませんが、顧客ファーストが私の心情です。

本来の順序を考えてみる。

本筋は、顧客へサービスを提供し、その対価として報酬をいただき、会社より給与が支給される(受け取る)だと思うのです。

そして、代表(社長)はそのスタッフに支えられている。これが私の考えです。

CSもESももちろん大事で、どっちが先でもない。でも、生活を支える源泉は顧客にあり、この順序だけはしっかり認識していきたいですし、スタッフとしつこいくらい確認しあってます。

神様ではないけど、顧客ファーストであるために。

悩んだら「自分がお客さんやったらどう思うの?」これを起点に判断、対応して欲しい。そのように伝えていますし、望んでいます。