移動コストが結構痛い。

かれこれ4年ほど前に埼玉の案件に関与させていただき、その時もそうだったのですが今回も同じ理由で依頼を受け、大阪から埼玉までの日帰り出張です。探せばあると思うのですが、どこの事務所でも「無理だ」「他の方法でなければできない」などの理由で断られ。過去の対応のことがあったので、今回もお願いできないか?と。立派なホームページに経験豊富な実績の記載はいったい何なのか?と思うのですが、こういった埼玉の会社が大阪の事務所へ辿り着くまでにいろんな人が介在して、数珠つなぎで回ってくるものです。ありがたく対応させていただきつつも、大阪と埼玉という距離、正確には移動するというコストがでかすぎる。今日はそんなお話です。

デジタルファーストに期待

昨今、技術の発展と共に、どこにいても仕事ができる状況が整いつつあり、私も将来はデュアルライフを送りたいと考えているのですが、行政機関はなかなか追いついていないのが現状です。関係ないけど、きっちりお昼休憩がある行政もまだまだ存在します。

「届出」という手続きにおいては郵送での提出が認められているものも多くありますが、ややこしいというか、複雑というか、杓子定規におさまらない事案に関しては、「一度来てください」ってことが往々にしてあります。一度出向くとそのあとはメールやfaxなどのやり取りに移るのですが、内心では最初っからメールでよくない?ってことが多々あることも現実です。欲をいえば、チャットとかLINEにしてよ。と思ったりします。(だいぶ市民権を得ていると思うんですけどね)

移動コストは様々ですが、代表的には「時間」「お金」「体力」でしょうか?大阪から埼玉県庁までおよそ3時間半。新幹線の座席も混んでて、車内で作業していても気が散ります(個人情報などの絡みもあって気を遣います)iPhoneでメール返信したり、タスク整理したりと、逆にiPhoneがあればある程度仕事ができるとも言えちゃいますね。何が悲しいって、2、30分の協議のたまに往復7時間の移動をしなければならない。この「しなければならない」ってほんと気疲れするんですよね。

あまり実感ないけど負担しているコスト

お金。顧客負担なので、直接的なコストではありませんが、新幹線・タクシー代と。でも移動がなければ、この負担も本来顧客も負担しなくていいわけで、電子や郵送での手続き、電話メールでのやり取りで済めば、誰も損しないと思うんですけどね。

体力。新幹線に座っているだけ。と言っても過言でもないのに、大阪に着くと一気に疲れが出ます。車の運転と比すと全く神経使ってないと思うのですが、知らぬところで使っているんでしょうね。

自分自身も変化についていかないと

人と対面する方法って、今はリアルでなくても、WEBを使用すれば画面を通じてお話することも容易いのですが、リアルにお会いして打ち合わせすることがまだまだ主流な事務所です。そうなってくると大阪を留守にするのは、本当に痛くて。AM1本、PM1本の打合せでも多いと感じているのに、出張が重なると、AM2本PM3本、30分単位で予定が組み込まれて精神的にも負担がかかります。

工夫すればコストにならないかも

時間。これは使い方次第ってこともあるんでしょうけど、移動している3時間半と事務所にいる3時間半では同じ時間でも、やっぱり使い方が違くて。同じことしてても、進捗度合いが違ったりします。他方で、ふとした閃きなんかは移動中の方が多かったりします。

メリットデメリットありますが、現段階ではデメリットの方が圧倒的に多い感じです。少しでもメリットある移動コストを有効にしたいなーと思い、二毛作的な感じで予定を組むのが現状でのベターでしょうか。月末か7月に再度埼玉行きが確定しているので、大急ぎで東京の案件を進めています。うまくぶつけれそうなので、一緒に済ませる予定をしていますし、ここに東京の友人と会う予定を打ち込もうとしています。